2007年8月アーカイブ

神戸で旧友との3人での飲み会の後、たまたま入った喫茶店。神戸に長く住み、しょっちゅう前を通っていながら全く知らなかった。こんなところがあったとは。

茜屋珈琲店(カフェ)/神戸三宮

これもこないだ神戸で学生時代のクラブの同僚と飲んだ帰り、喫茶店に寄って帰ろうということになった。すぐ近くにあった生田筋のフーケは満席。駅方向に今度は青山を目指して歩く途中、阪急沿いの通りの2Fに喫茶店らしきものを見つけ入る。店内はカウンターのみで10人入れるかどうか。木を使った落ち着いた内装で、ついさっきまでの三宮のざわつきから全く遮断された異空間にポンと入ったような感じだ。アイス珈琲を頼むと、なんと一杯分ずつ豆をひいて丁寧に入れてくれるではないか。そんな店だとは思いもしていなかったので、それだけでいきなり嬉しくなる。よく見るとお店に置かれている珈琲カップもなんか高そう。聞くと大倉陶園のものとのこと。なるほどなるほど。

そう言えばこの店の看板、どこかで見たような...
帰ってからネットで調べてみると、創業者が病気療養後に食べていくために何かをということで昭和41年に神戸で店を開いたのが初め。それも普通の喫茶店ということではなく、「世界一おいしい珈琲を」との思いをもって始めたというのである。その後、軽井沢に店を出し、かなり知られる店になったようだ。今では大阪、都内他にも広がっている。

翌日東京への帰りにもう一度寄ってみる。こじんまりと落ち着いていて、やっぱりいい感じ。また挽きたての豆で作ってくれるアイス珈琲が嬉しい。持ち帰りのチーズケーキがあったので土産に買って帰ると、嫁さんのお母さんは軽井沢の店を知っていた。

なぜ今まで知らなかったのが本当に不思議なくらいだが、また神戸らしい店に出会えて良かった。

<余談>
ところでこんなことを知っている人はほとんどいないだろうが、学生時代に週刊誌に『ケンタウロスの伝説』というバイク漫画が載っていた。このケンタウロスは横浜に実在するとんでもない単車乗りの集団で、ストーリーの中に神戸まで片道600kmをぶっとばしてうまい珈琲を飲みに日帰りで行くという場面があった(漫画上は平均時速200km以上、神戸まで3時間くらいだったと記憶)。この話にあこがれて単車ではないが車で東京から神戸まで実際に日帰りで行ったことがある。ある人のHPを見て、この珈琲店こそが茜屋珈琲店の神戸店ではないか?と書いてあったのには驚いた。

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★★★★

学生時代のクラブの後輩に教えてもらった新橋の讃岐うどん。なかなかうまい。

せとうち旬菜館・かおりひめ(うどん)/新橋

こだいだ学生時代のクラブの後輩と飲んでいて東京でうまいうどん屋を知らないか聞いてみると、新橋駅のすぐ近くにあるという。そこは香川県と愛媛県が観光物産情報発信の拠点として開設したアンテナショップ。1Fが特産品ショップ、2Fが『かおりひめ』という名前の食堂になっている。さっそく近くに寄った時に行ってみる。試しに生醤油うどんを頼む。さすがアンテナショップだけあって、ここのうどんは香川産の小麦粉「夢2000」を使用している。醤油をかけて、レモンをキュッと絞ってさっそくひとくち。5mm□くらいの太さのうどんは、思っていたとおり、かなりしっかりとコシがあって歯ごたえよし。レモンであっさりなかなかうまい。メニューを見ると、あたたかいうどんは香川の伊吹島産のいりこでだしをとっているとのこと。鯛めしもあるようなので今度はそっちも食べてみよう。ちなみに夜も飲み屋としてやっているので飲み会で使ってみるというのもあるな。

■お店HP
http://www.setouchi-shunsaikan.com/contents/index.html

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★★★

お好み焼き歴ウン十年。ここのすじ焼きを越えるものにはまだ出会っていない。

だん(お好み焼き)/神戸垂水

それにしても先週一週間は辛かった。思わぬ夏風邪。喉痛からはじまり、極めつけは胃痛→腹こわし。木曜の晩から日曜の朝まで動けず寝込む。

それはさておき、その風邪直前の日曜日に、神戸の垂水で久しぶりに食べた『だん』のすじ焼き。やっぱりうまい! 表面は焼けているのに中はモチャモチャ。すじがいっぱい”埋め込まれた”表面にたっぷりソースを塗って青海苔とカツオの粉を思いっきりまぶして、もちろんテコでいただく。そうそうこの味、この感触。いつ食べても最高! きっともう30年は食べている。

それにしてもなんでこんなにやわらかいのだろう。
今回見ていてわかったこと。まず生地を鉄板にのせるところで、鉄板の上に生地がダレていかず、しっかりした形を保っている。ということは水分は少なめということだ。焼いている時間が意外に長いので、やわらかさの秘訣はわりと低めの温度でじっくりと焼き上げているということかもしれない。また、ここのお好み焼きの側面がこれほどまでに立っているとは今まで気づかなかった。これも生地のダレがないことを示している。やわらかい=水を多めにして、とついつい考えてしまいだが、ひょっとすると逆かもしれない。今度試してみよう。

ちなみに焼いているおっちゃんは、お好み焼きが、まん丸に、側面が立つようにと絶えず神経を使ってテコで形を整えている。この店が東京にもあればいいのだが...まあ無理な話。年1回程度の楽しみである。

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★★★★★

初秋刀魚

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鎌倉の魚屋に寄って焼き物用のオススメの魚を聞いて、初秋刀魚を買って帰る。

六厘舎(大崎)/ラーメン(つけ麺)

家族的には今回が初秋刀魚となるが、そう言えば自分自身は1週間ほど前にも行きつけの魚居酒屋で秋刀魚の刺身が『脂がのって絶対うまい!』と勧められて食べたっけ。この日も同じことをこの魚屋で言われて買って帰る。さっそく嫁さんのお母さんに焼いてもらう。この時期は北海道産だろう。鮮魚運送技術もかなり改良され、確かに新鮮で脂がのってうまい!これから秋になって気仙沼で獲れるころにはもっとうまくなっているのだろうか?これから楽しみだ。

雑誌でアリエテ社のディズニーシリーズのアイスクリームメーカーを見て、かわいさが気に入りネットで購入。娘に食べさせてやろうと、早速フローズンヨーグルトにチャレンジ!

フローズンヨーグルト

アリエテ社はデロンギ社のグループ会社でイタリアらしい色合い、デザインの家電製品を提供している。中でもこのディズニーシリーズはディズニーのキャラそのものというよりもそのイメージをよく表現した形と赤い色がかわいらしいい。アイスクリームメーカー以外にもスムージーメーカーやアイスシェーバーなどもある。注文していたアイスクリームメーカーがやっと届いたので、早速フローズンヨーグルトを作ってみた。

p_lis016i.gif用意するもの(4人分)



    <濃厚味>
  • プレーンヨーグルト 200g
  • 生クリーム 200g
  • グラニュー糖 60g
    <あっさり味>
  • プレーンヨーグルト 200g
  • 生クリーム 100g
  • 牛乳 100g
  • グラニュー糖 30g

p_lis016i.gif作り方

1)アイスクリームメーカーの冷却用容器を8時間ほど冷蔵庫の冷凍室で冷やして
 本体にセット。スイッチを入れてクルクルまわし、
2)上記材料をボールに入れて混ぜ、アイスクリームメーカーの冷却用容器に流し込み、
3)30分ほど置くだけ。

という簡単さ。今回は冷却用容器の冷え具合が足りなかったのか、室温が高かったのか、この手順だけでは固まり具合がもう一つだったので冷却用容器ごと冷蔵庫の冷凍室でしばらく冷やす。

できたフローズンヨーグルトは...
甘くて、濃厚で、うまい! 初めてのチャレンジで適当に材料をアレンジしたにしてはうまくできた。それにしてもこんなに簡単とは。玉子が苦手な娘にも安心。次回は生クリームの一部を牛乳に代え、グラニュー糖を少なめにし、もう少しあっさりしたものにしてみよう。

※追記
2回目につくった<あっさり味>は甘さおさえ目、あっさりしたイメージ通りのフローズンヨーグルトになった。生クリームの半分を牛乳に代えたのがよかったのか、固まるのも早かった。

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大崎にある六厘舎。3回目のチャレンジにして、ようやく入る。

六厘舎(ラーメン・つけ麺)/大崎

仕事場の近く、大崎にある六厘舎。こんなところに人気店があるとはちょっと前まで知らなかった。昼飯時に今まで2度前まで行くも、20人程の列をみて断念。今回ちょっと遅めの時間になったので再度チャレンジしてみた。行ってみると今日は5人待ち。これならと並ぶ。並んでいる間に注文を聞きにきて、つけ麺大盛りを頼む。こういう時にはついつい大盛りを頼んでしまう。店に入るのに10分、入ってから出てくるまでに10分、このくらいなら全然OK。ラッキーだ。

さて出てきたつけ麺、麺は店内に『当店は太麺につき茹で時間がかかりますのでご了承ください。』とあるように3mm角ほどもあるりっぱな太麺。スープは、浮かべられたのりの上に鰹ベースの魚粉がのっているのが見た目の特徴か。食べてみると、とんこつ、鳥、魚で13時間かけて作っているというスープは、多賀野にも似た甘さをやや感じる。といってもいやな感じはない。それ以外には突出した味は感じない。きっとこういうのをバランスがいいというのだろう。大盛りを頼んでこれだけ食べきるだろうかという麺がどんどん進むのである。とんこつ系というのに久しぶりに最後まで食べ続けられた。
一番印象に残ったのは食べ終わった客がみんな『ごちそうさま』と気持ちよく言って帰ること。みんな顔が本当に満足げ。

初めての感想は...
強烈なインパクトは感じなかったが、店を出てから考えるとうまかったんだろうなというくらいナチュラルなうまさか。何度か来るとまた感じるところも出てくるだろう。

ところで家に帰ってネットで調べていると楽天で通販もやっているらしい。
嫁さん用に早速注文してみた。9月に届くのが楽しみだ。

■お店HP
http://www.rakuten.co.jp/rokurinsha/796071/

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★★★★

昨日の江ノ島花火大会。能登のイカ丸干しで酒がすすむ。

能登のイカ丸干し

昨日は江ノ島花火大会の日。ベランダの正面に江ノ島を望むという嫁さんの妹夫婦のマンションに一家集結し、花火鑑賞会。酒のアテとして妹のダンナが七輪で焼いてくれたのが大好物の能登のイカ丸干し。小ぶりのスルメイカをワタが入ったまま干したもので、炙って食べるとワタの朴葉味噌焼きのような香ばしさ、塩気が酒飲みにはたまらない。こんなものを目の前にして酒を飲まなければ、イカさんに申し訳ない。他にも前半戦は七輪でカマス、金目鯛の干物を、後半戦は室内で焼肉系、〆は富士宮焼きそばと、うまいアテでうまい酒をいただきなながらの花火5000発。なんとも贅沢な夜であった。

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嫁さんのおばあちゃんからトマトが届く。

おばあちゃんのトマト

こないだ、嫁さんのおばあちゃんからトマトが届いた。おばあちゃんが自分でもいで、一つずつ丁寧に新聞で包んで送ってくれたもの。早速切ってもらっていただく。甘くておいしい。娘も犬の攻撃に耐えつつ丸かじり。こういうものを送ってくれる田舎があるというのはありがたいものだ。

ところでこのおばあちゃん、なんともうすぐ米寿になるのだが、頭の回転が速くて話がおもしろく元気元気。うちの娘にとっては曾おばあちゃんになる。去年は鎌倉に来てくれて母子4代勢ぞろいした。最近は便利なものでSkypeを使ってTV電話のやり取りをしている。いつまでも達者でいてほしいものだ。

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車で前を通ると結構人が入っているうどん屋。こないだ昼過ぎに通りがかるとタイミングよくすいていたので家族で入った。

里のうどん(うどん)/大崎

大船と藤沢の間にあるこのうどん屋、休みのお昼時はいつ通っても結構入っていて、外まで並んでいたりする。小さな子供を連れた家族連れも多い。こないだたまたま昼過ぎに車で通るとすいていたので、ここで昼ごはんを食べることにした。後からお客さんが続々。いいタイミングで入れてラッキー。

前に寄った時と同様、店員がテキパキ、とにかくまじめに動いている。こういう店は気持ちがいい。今回頼んだのはぶっかけうどん+半バラ丼。うどんは長めでコシがあって歯ごたえがしっかり。うどん好きの娘もちゅるちゅるやっている。バラ丼は若い人にはいいと思うが、タレの味が濃く、今の自分にはちょっとつらいか。休日のお昼にとうどんを食べるには、こういう店はありがたい。鎌倉から藤沢近辺で何店かあるようだ。次回はうどんだけで十分かも。

本場の讃岐うどんを食べてきた人からしてどんなもんだろうか。聞いてみたいもんだ。

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★★★

日曜日の午後、チャリンコでぷらぷらと片瀬海岸に行く途中、腰越漁港に寄ってみると獲ってきたばかりのタコを洗っているではないか。こんな場面に出くわしたらやっぱり買って帰るしかないだろう。

腰越のタコ

たぶん6月に入ってからくらいからか、腰越漁港にシラスを買いに行くと時々茹でたタコも売っていたりする。この前の日曜日、波もないのでチャリンコで片瀬海岸までぷらぷらと行く途中に腰越漁港をのぞいてみると、ちょうと獲ってきたばかりのタコをプラスチックの樽に入れて洗っている。横に洗濯機もあったから明石の魚の棚と同じく洗濯機も使っているのかも。

そこから茹でるのだろうと思い、1時間くらいまたぷらぷらして寄ってみると、おばちゃんがちょうど網の上にずらーっとタコを並べているところ。茹でたてでまだあったかい。1匹ほしいと言うと、大きさを金額で決めてと言われ、1000円のタコを選んでもらう。近海もんで、獲れたて茹でたてで、適度な大きさで1000円。絶対お徳感あり。

帰って嫁さんのお母さんに刺身にしてもらい、早速一杯。茹でたてだからか適度な”生感”と”歯ごたえ”。わさびをちょんとのっけて醤油をちょちょいつけて...うまい!やっぱりタコは近海もんが好きだ。
このタコならたこ焼きを作ってもきっとうまいだろう。

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