2007年7月アーカイブ

吉宗で飲んでいた時に神戸の好きな店という話題になり、メンバーの一人から”愛愛の餃子”という話が出た。たまたま翌日神戸出張があったので行ってみる。

愛愛(台湾料理)/神戸三宮

愛愛。ここは生田神社の東、東門通り添いにある。東京オリンピックの年にできた店らしい。学生の時に、クラブの監督に飲み会の2次会で台湾料理屋に連れてきてもらったことがあったが、きっとこの店だったと思う。2005年にリニューアルされすっかり高級店のような雰囲気になっているが、その時はもっといかにも町の台湾料理屋というような雰囲気の店だったような気がする。それから一度も入ったことはなかったが、たまたま先日の飲み会で愛愛の餃子がうまいと聞いたので寄ってみた。

今回は既に飲んだ後だったので、仕上げに汁そばのみ頼む。最近時々行く天竺のラーメンに、もやしが入ってひき肉を炒めたものがのかっている、そんなイメージ。お店の人に聞くと麺にのかっているのは豚のひき肉らしい。上品なあっさり系のスープにひき肉の味が加わって、より”うまみ”がパワーアップしている感じ。今の自分にはこういうラーメンが一番だ。一発で気に入った。

今度は味噌ダレで食べるという餃子をぜひ食べてみたい。

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★★★★

久しぶりに昔の仕事の同僚と食事をしようということになり、新橋に集合。メンバーの一人が最近長崎出張が多いらしく、そこで行く店の出店が銀座にあるというので向かう。

銀座吉宗(長崎料理)/銀座

行き先はやはり吉宗(よっそう)であった。この吉宗、信濃町の姉妹店『満てん』には2度行ったことがあったが銀座店は今回が初めて。一度行ってみたいと思っていた店だ。

長崎料理と言うと皿うどん、ちゃんぽんが頭に浮かぶが、鯨も郷土料理だったのか。鯨のメニューが結構ある。きびなご、辛子レンコンに加え、鯨のサエズリ(舌)と竜田揚げを頼む。きびなごは酢味噌でいただく。サエズリはコリコリとした歯ごたえがよく、また油の感じがなかなか。竜田揚げも柔らかくてうまい。当然焼酎もすすむ。

最後に案内してくれたメンバーおススメの茶碗蒸しと皿うどんで〆る。彼の話では茶碗蒸しはぐじゃぐちゃにかき回してから食べるのが吉宗流とか。(今度お店の人に聞いてみよう)

ちなみに、吉宗の長崎本店は慶応二年(1866年)に茶碗蒸し、蒸し寿司の店として創業されたらしい。いい店を教えてもらった。今度嫁さんを連れてきてやりたいもんだ。

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★★★★

久しぶりに九段下に行った。昼飯時を少し過ぎた頃だったので、斑鳩をのぞいてみた。10人程度の待ちを見て、列に並ぶ。

斑鳩(ラーメン)/九段下

九段下にある斑鳩。ネットではいつも上位にランク。素材にはかなりこだわっていていて、スープに化学調味料を使っていないらしい。仕事で行く先の近くにあり、いつもは20人くらい並んでいるのだが今日は昼飯時を少し過ぎていたいたからか10人程度。思っていたよりもテンポよく待ちが進み15分で入れる。実際にここに入るのは2回目だ。せっかく入れたので思わず気合が入り、特製と大盛りの食券を買ってしまう。

ここの店員は黒のTシャツ姿で坊主~短髪、何かとニコニコ顔。こんなことを言うと怒られそうだが、おカマ系の空気がないでもない。カウンター越しに様子を見ていると、ラーメンを出す前に1,2回どんぶりの外側を向こうから手前に向かって手のひらを回す。どんぶりに汁が垂れていないかどうかの確認なのか、最後に気持ちを入れる儀式なのか、なんか不思議。

そうこう考えているうちに頼んだ特製大盛りが出てくる。まずスープを一口。とんこつで比較的とろり、粘度が高い。味はしょっぱさ控えめで玉子の黄身のような甘さを感じる。チャーシューもやわらかくてしょっぱ過ぎずうまい。玉子も厨房内に置かれている箱をみると、それなりにいい玉子を使っているようだ。黄身の味が濃く、もちろん半熟トロ~リ。中太の麺はもうちょいかた目の方が好みか。でも全体を通して非常にまじめに作っているのがひしひしと伝わってくる。

ということでいいラーメン屋ではあることは間違いない...のだが、いかんせん最近とんこつスープは結構きつい。また暑さのせいで食欲減退のなか、大盛りは無理があった。やっぱり自分の最近の嗜好でいえば澄んだスープ系なんだろう。塩ラーメンもあるので次回はそちらにチャレンジしてみたい。

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★★★★

今日海の日、嫁さん一家がお昼に買出しに出かけた。昼飯をどうしようかと思った末、久しぶりにカルボナーラを作ることにした。

久しぶりのカルボナーラ

嫁さん一家が出かけているので鎌倉の蕎麦屋めぐりでもしようかと思っていたところ、嫁さんに「また一人でおいしいもの食べに行くんでしょ。」とずばり言い当てられてしまった。それでも最初は行く気満々であったが、海で遊んで帰ってきて疲れたのと雨が降りそうな気配もあったので、久しぶりにカルボナーラを作ることにした。早速近所のスーパーにベーコンと生クリームを買いに行く。ベーコンを細めに切ってオリーブオイルで炒め、お湯も沸いてきたのでさぁスパゲッティを入れて...と思って探したら肝心のスパゲッティがない。ということで再びスーパーにチャリを走らせる。

お湯を沸かしなおし、スパゲッティを入れ、一方でフライパンに生クリームを入れスパゲッティのゆで湯を加え、さぁパルメザンチーズを入れて...と思ったら今度はここでチーズが切れていたことを思い出す。
さすがにスパゲッティまでゆで始めたのでここからスーパーにも行けず。冷蔵庫を物色すると嫁さんのお父さんのものらしきスライスチーズ発見!ないしょで2枚借り、ちぎってフライパンに入れる。

スパゲッティがゆで上がったのでフライパンにあげ、卵黄を1個落としてすばやく混ぜる。お皿にもって上から黒コショウをふって、なんとかトロ~リソースのカルボナーラができ上がった。

途中いろいろとアクシデントがあったにしては味はまあまあ。そこらのしょうもないところのカルボよりはよっぱどうまい。ギネス缶も2本飲んで昼からいい気分。あとは夕方の海遊び第二ラウンドに向け昼寝することにしよう。

カルボナーラレシピ

手打ちうどん

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今日は台風で出かけることもできず。昼ごはんに久しぶりにうどんを作った。

手打ちうどん

粉は嫁さんのお母さんが買ってくれていた”地粉”。うどん好きの娘のために冷凍できるよう少し多いめに600g打つ。お母さんにかつおだしのつゆを作ってもらい、ネギ、ミョウガと自家栽培の大葉を切ってもらう。それをうどんにのっけて、つゆをかけてあっさりといただく。この地粉の配分によるものか、もう少しコシがほしいところだが、娘も喜んでチュルチュルやっていた。やっぱり手をかけてうちで作ったものをみんなで食べるというのはいいもんだ。今日はうどんを切るのに中華包丁を借りた。重みもあって結構使いやすい。次回からもこれでいこう。

手打ちうどんレシピ

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恵比寿のスパゲッティ屋、アンクルトムの正面にある『たいやき ひいらぎ』。嫁さんに買って帰る。

ひいらぎ(たい焼き)/恵比寿

この店は姫路から東京に出てきた店らしい。店の中をのぞき込むと、いったい何個焼けるの?というくらいたい焼きの鉄板が並べられている。ここのたい焼きはなんでも30分以上かけて表面をバリバリに焼いているとか。北海道産小豆を100%使ったというアンコは見事に鯛の全身に入っている。というか、頭から尾っぽまで、全身アンコに1mm~2mm皮をかぶっているだけという表現の方が正しいだろう。どうやってアンコを入れたのか気になる。そのくらいアンコがいっぱい。

残念ながら家に持って帰るまでに時間がたってしまったので”バリバリ”感は味わえなかったが、嫁さんも喜んでくれ、アンクルトムでの一人昼飯のせめてもの罪滅ぼしになったか...

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★★★

納豆シリーズ第?弾。こないだ久しぶりにスパゲッティを食べたらまたまた食べたくなり、家に帰ってからアンクルトムの作り方を参考に納豆と明太子のスパゲッティを作って食べた。

納豆と明太子のスバゲッティ

p_lis016i.gif用意するもの(2人分)



  • スパゲッティ(スパゲッティーニ) 200g
  • 納豆2パック
  • 明太子 1腹(2袋)
  • のり 適量(きざみのりがあればbetter)
  • バター 10g
  • オリーブオイル 少々
  • 醤油 少々
  • 塩 少々

p_lis016i.gif作り方

1.ソース
 1)明太子の薄皮に縦に包丁をいれ、中身を包丁でこそげ出す。それを丼に入れる。
 2)納豆をパックの中で醤油を少々たらして混ぜ、1)の丼に入れる。
 3)明太子と納豆をボウルの中で混ぜる。
 4)そこにバターを入れる。

2.パスタ
 1)たっぷりの水でお湯を沸かす。そこに塩を入れる。(1リットルにつき10g)
 2)沸騰したらパスタを入れ、少し固めに茹でる。
   (パスタの袋記載の時間から1分前が目安。)

3.盛り付け
 1)茹で上がったパスタを1.の丼に入れオリーブオイルを少々たらしてすばやく混ぜ合わせる。
 2)あとは上にのりをかけてかけてできあがり。

今回はラー油を少したらして食べた。これはスパゲッティとしては超亜流だろうけど、明日も食べたと思うくらい好きである。

品川駅構内ecuteで売っている、つばめグリルのハンバーグ弁当。新幹線の中で食べる弁当としては、今一押しだ。

つばめグリルのハンブルグステーキ弁当(洋食)/品川駅

最近、東京-神戸間を行き来することがちょくちょくある。神戸に向かう時には品川駅から新幹線に乗ることが多く、車中の友が品川駅構内のecuteにあるつばめグリルのハンブルグステーキ弁当だ。このつばめグリル、品川駅前に店の一つがあり、20年前に初めて東京で1年暮らした時に、可愛がってもらったお客さんに昼飯にと連れて行ってもらった店。一時、土日は御殿山のスポーツジムで泳いだ帰りにここでハンバーグをあてにビールを飲んで帰るというのがパターンというくらい、よく寄っていた。

弁当のハンバーグは店で食べるのよりは小ぶり。ハンバーグそのものが肉汁と適度な塩気でうまいのに加えて、濃すぎず薄すぎずとろりとしたデミグラスソースにつかっていて更にうまい。コシヒカリというご飯も、噛んでいると米の甘みが口に広がり、これだけでも十分楽しめる。

弁当の帯に、保存料、化学調味料は使っていないこと、牛の生産者、個体識別番号までが書かれていて、安全に対するこだわりがまたうれしい。

うまくて、安全で、950円。毎回楽しみな駅弁である。

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★★★★

しばらく前に虎ノ門周辺で仕事が終わった日があり、元禄があったのを思い出し寄ってみた。

元禄(蕎麦)/虎ノ門

この元禄、高校の同級生に教えてもらった店で砂場の近くにある。大通りから少し奥に入ったところにあるので、知っている人でないと気付きにくいだろう。店内はそれほど大きくなく、ちょっと上品で落ち着いていてなかなかいい雰囲気。

『鴨せいろ』(大盛)と一緒に『麒麟山』という日本酒を一合頼む。このお酒は初めてだ。新潟のお酒らしい。片口で出てくる。甘すぎず辛すぎず、きれいなお酒で飲みやすい。

しばらくして『鴨せいろ』が出てくる。蕎麦は9割。国内粉使用、完全手打ちとか。昔よく行っていた呉服橋の『豊月』に感じが近く、みずみずしい蕎麦だ。つゆ用の器にネギと一緒に少し焼かれた鴨とみつばが入っている。そこにあたたかいつゆを注いでいただく。鴨はやわらかく適度に脂がのっていてうまい。鴨にのせられたゆずの皮一片がちょっとしたアクセントになっている。ちょっと飲んで蕎麦、というのにもってこいの店だ。

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★★★★

鮫洲に免許証の書き換えに行った帰りに寄った、しながわ翁。久しぶりに納得して蕎麦を食った。

しながわ翁(蕎麦)/北品川

しながわ翁。名前が示すように何かと雑誌に出てくる”翁”系の店である。仕事場からわりと近くにあるのだが、旧東海道のはずれにあるこの店は電車の駅からも遠く、今回が2回目。最寄り駅は京急北品川か。京急沿いの鮫洲に免許証の切り替えに行き、11時過ぎになったので寄ってみた。結局店に入ったのは11時半くらい。店内は2人掛けテーブルが5つ、4人掛けテーブルが2つとさほど大きくない。昼少し前だというのに親父連中が2人、3人とぞくぞくと入ってくる。メニューは至ってシンプル。もりそば(ざると田舎)とおろしそばくらい。頼んだのは田舎そばの大盛り。そばは幅3~4mm、厚み2mmくらいで黒っぽい。山形の『あらき』を思い出す。更科のようなきれいなそばも好きだが、このような無骨な田舎そばが実は大好きだ。歯ごたえを楽しみながら食べる。素朴でうまい。お店のしおりでは、2Fで自家製粉とある。ワサビが少ないのが残念だが、薬味よりそばを味わえということかと善意に解釈する。仕事場の近くでもあり、今度は田舎でない普通のそばを食べてみよう。

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★★★★

最近、嫁さんの家で食べさせてもらうお気に入り料理がある。ポークチャップ。昔なつかしい感じで、これはいける!

ポークチャップ

p_lis016i.gif用意するもの(2人分)



  • 豚肩ロース 200g
  • タマネギ 1個
  • ケチャップ 適量
  • 小麦粉 適量
  • 塩 適量
  • コショウ 適量
  • 醤油 適量
  • サラダオイル 適量

p_lis016i.gif作り方

1.準備
 1)タマネギを半分に切り、さらに薄切りする。
 2)豚肩ロースに塩、コショウをし、表面に小麦粉をまぶす。

2.タマネギを炒める
 1)フライパンに油を適量入れ、切ったタマネギをアメ色になるまで炒める。
 2)そこにケチャップを入れ、少し火を通す。
 3)それを皿に盛っておく。

3.豚肩ロースを炒める
 1)フライパンに油を適量いれ、1.で用意した豚肩ロースを焼く。
 2)焼けてきたらケチャップをからめ、醤油を少々入れ少し火を通す。
 3)これを2.の皿にのせてできあがり。

家庭的で簡単でうまい。定食屋にあれば人気メニューになること間違いなし。

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