たまに銀座の長崎料理の店「吉宗」に行く度に気になっていた隣の「カフェーパウリスタ」。
結構歴史がある店らしいのでこないだ入ってみた。
”カフェ”でなくて”カフェー”となっているのがいかにも東京らしい。関西で「メガネの三城(ミキ)」が東京では「メガネのパリーミキ」になっているような。
この店、HPを見てみるとやはり古い。1909年にブラジルからコーヒー豆を輸入する会社が設立され、1913年(大正2年10月に)にコーヒーを普及する目的でこの店ができたというのである。当時は一杯五銭だったとか。
店内はそれなりの広さで気軽にコーヒーが飲める喫茶店という感じ。そういえば最近はコーヒーといえばスタバやタリーズなどエスプレッソベースのラテ系ばかりで、こういう昔ながらのコーヒーは滅多に飲まなくなってしまった。創業94年を記念したアニバーサリーブレンドを飲みながら、神戸でのコーヒーの歴史はいったいどんなもんなのだろうとかと、ふと考えた。
■お店HP
http://www.paulista.co.jp
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★★★
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