鮫洲に免許証の書き換えに行った帰りに寄った、しながわ翁。久しぶりに納得して蕎麦を食った。
しながわ翁。名前が示すように何かと雑誌に出てくる”翁”系の店である。仕事場からわりと近くにあるのだが、旧東海道のはずれにあるこの店は電車の駅からも遠く、今回が2回目。最寄り駅は京急北品川か。京急沿いの鮫洲に免許証の切り替えに行き、11時過ぎになったので寄ってみた。結局店に入ったのは11時半くらい。店内は2人掛けテーブルが5つ、4人掛けテーブルが2つとさほど大きくない。昼少し前だというのに親父連中が2人、3人とぞくぞくと入ってくる。メニューは至ってシンプル。もりそば(ざると田舎)とおろしそばくらい。頼んだのは田舎そばの大盛り。そばは幅3~4mm、厚み2mmくらいで黒っぽい。山形の『あらき』を思い出す。更科のようなきれいなそばも好きだが、このような無骨な田舎そばが実は大好きだ。歯ごたえを楽しみながら食べる。素朴でうまい。お店のしおりでは、2Fで自家製粉とある。ワサビが少ないのが残念だが、薬味よりそばを味わえということかと善意に解釈する。仕事場の近くでもあり、今度は田舎でない普通のそばを食べてみよう。
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★★★★
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