みちのく
バク走2

今回の旅も3日目。さて今日はまずどちらに向かおうか。
乳頭温泉という候補もあったが、「やっぱり魚を食べたい」ということで
まず男鹿半島に寄って南東に下り、滝の秘湯、川原毛大湯滝を目指す。

みちのくバク走2 第3日目 

■起床/道の駅『みねはま」

今日もパッチリ6時に起床。道の掲示板では既に27℃の表示が。
この道の駅『みねはま』はR101沿い。タヌキがよく出るのか『ポンポコ101』というサブネームあり。
海までは車ですぐ。広大な浜が広がる。けど誰もおらず、めちゃさびしい。(写真上右)
昨日コンビニで買っておいたパンを食べながらどこに向かうか悩んだあげく、次の行き先を男鹿半島に決定。

砂浜で見つけた植物
ダラダラ朝食タイム



■大潟村(八郎潟)

タッタカタッタッターとR101を南下し、男鹿半島を目指す。
途中、八郎潟干拓でできた大潟村を通る。干拓地に広がる水田。
久しぶりの田んぼの空気を思いっきり吸い込みました。

 ※八郎潟は元々琵琶湖に次ぐ湖だった。昭和32年(うちの家族は誰も生まれてないよ)から
  干拓事業が始まり昭和52年に完了。米、小麦などが作られてます。

もう少しで男鹿半島というところで大粒の雨がぁ・・・。前も見えず。



■男鹿半島/入道崎

男鹿半島の鹿の角の先っちょにある入道崎。心配した雨もここには降った後さえない。(なぜ?)
海にせり出した断崖絶壁の台地は広々とした草地になっている。ルネちん喜び走る、走る。
白黒縞模様の灯台もあるよ。

ところで男鹿半島は「泣ぐ子はいね〜が〜」のなまはげで有名。
みやげ物屋の軒先にも立ってます。

2回目の男鹿だす ルネちんナマハゲと初対面
思い切り海を眺めたよ!



■今日の昼ご飯/ニュー畠兼

入道崎にあるみやげ物屋兼食事処で鬼面の店が目立っている『ニュー畠兼』
以前行っておいしかった『美野幸』目当てだったが開店しておらず。
まだ10時半ではあるが、ここで早い昼ご飯にする。
(というか、男鹿名物・石焼鍋を食べにきたんだけどね。)

石焼鍋とは具が入った木桶に焼いた石を入れてブクブクと一気に加熱する漁師料理で、
中には鯛や、エビ、貝などが豪快に入っている。(写真は湯気で見えにくいが)
石焼定食2000円、海鮮丼2000円。朝っぱなから?たっぷり食べました。

なまはげ御殿・ニュー畠兼 男鹿名物・石焼鍋 海鮮丼



次に乳白色のお湯で有名な乳頭温泉に向かうことも考えたが、少し北に戻るのと
以前行ったこともあるので、秋田、山形、宮城の県境近くの秘湯、川原毛大湯滝を目指すことに。
秋田自動車道/昭和男鹿半島ICから秋田自動車道に乗り、
南東に向かって約100km、久しぶりに高速をバク走。

まっすぐな道が続く続く・・・



■三途の川渓谷

秋田自動車道/横手ICから湯沢横手道路に入り、湯沢ICで高速を降りる。
R13→県道51号と通って緩やかに登っていく。
途中通ったのが三途の川渓谷。橋の下40mを川が流れる渓谷。秋は紅葉がきれいらしい。
それにしても三途川(さんずがわ)という住所まであるとは・・・

これが三途川渓谷 泰山大王
左手に持っている首が怖いよ。
こんなん名物か?



■川原毛大湯滝(かわらげおおゆだき)

最後は車がすれ違えるかどうか(半分くらい無理)という細い道をちょこちょこしばらく登って
川原毛大湯滝の駐車場へ。

さらに山道をテクテク20分程歩くと・・・
木々の間に滝が見えてくる。

最後は急な山道を下って行って滝の温泉到着!
これはすごい!まさに天然温泉!20mの滝から降ってくるお湯。下の滝つぼが湯船。
お湯加減もちょうど。もちろん混浴。おねえちゃんはバスタオルでダンナさんはパンツ一丁でつかってきました。
しぶきが目にしみるぅ〜。
でも気持ちよかった〜。

ここはこれだけではありません。
駐車場の向こう側には恐山、立山にならぶ日本三大霊山の一つ?川原毛地獄がある。
ひと風呂浴びてから、そっちにも登ってみる。
白い山肌、硫黄のにおい、静けさ、確かに下北半島の恐山に似た雰囲気である。



あとは少し遠回りになるがR398を通って山間にしずむ夕陽を横に眺めつつ
稲庭うどんの発祥の地、稲庭町を抜けR13に戻る。

稲庭のうどん屋
お盆で閉店が早く間に合わず。



■この日の宿

そのままR13をひたすら南下して山形県に入り、天童の少し北、道の駅『むらやま』を今晩の宿泊地とする。
ちなみに今晩の晩ごはんは、朝からぜいたくしたこともあり、マクドナルド。

本日の走行距離、約400km
では、おやすみなさい。Zzzzz〜z


旅はもう1日続く...



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