3日目の朝はくもり。夜降っていた雨もやんでいる。
こういう旅にでると自然と夜明けとともに目がさめる。
さて今日は右回りに能登一周をめざす。
実は昨日からちょい車の調子が悪い。
はたして無事に旅を続けられるのか???




この日の起床は5時過ぎ。昨日泊まった道の駅『渤海』にはきれいな温泉もあってさっぱりしました。
宿泊施設も立派。もちろん我々は車中泊〜!


雨もやんで、気持ちいい朝。早速散歩に出かける。


渤海散策

施設のすぐ裏が海。なんとそこには460.9mもある世界最長のベンチがあった。
ギネスにも認定されているらしい。
地元のワンちゃんにもあいさつしました。

さてここからが大変。出発しようとエンジンをかけると... かからない!
ダンナがこちょこちょとエンジンルームの中をいじり、
なんとかかる。ここでずっと止まっている訳にもいかず。
不安をかかえながらも、3日目スタート。

とりあえず能登金剛と呼ばれるこの周辺のスポットを回る。



機具岩(はたごいわ)

夕日が沈む能登二見の夫婦岩。



巌門洞窟(がんもん)

何千年もかかって自然にできた大きな洞窟。
義経も隠れていたという伝説が。
『がんもん』というネーミングがちょっとこわい。



旧福浦灯台(ふくうら)

江戸時代の元禄年間にはここに灯明堂が建てられ、代々日野家が灯明役として守ってきた。
今あるものは明治9年に日野吉三郎によって立てられたもの。
1952年に新灯台が設置されるまでの76年間にわたって活躍してきた、。
現存する中では日本で一番古い木造灯台。
灯台フェチのダンナさんは大いに喜んでいました。




ヤセの断崖&義経の舟隠し

『ヤセの断崖』は高さ35m。険しく突き出た絶壁。
そんなところまでいって大丈夫か?(思い切りへっぴり腰...)
ここから飛び降りる人が多いらしく、道々に自殺を思いとどまらせるための標語が書いてある。
『ゼロの焦点』清張ファンのお姉ちゃんは感慨にふけっていました。

そのすぐ近くにある『義経の舟隠し』は、その昔、義経が兄・頼朝の厳しい追っ手から逃れて
奥州へ下る途中に海難を避けるため48隻の舟を隠したといわれている細い岩場。



関野鼻海岸

日本海側最大のカルスト地形
*注らしい。
ここの先の洞窟のなかには2体の弁天様がいる。
顔がとてもやさしい。

*注カルスト地形とは...
  石灰岩できたところが侵食や風化を受けてできた地形。


3日目後半につづく



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