ボンジョルノ イタリア!/ イタリア旅行記

第5日目B シエナ(SIENA)
シエナへのドライブ
  今度はコルトーナから西へ約100km走って、今日の宿泊地にしたシエナへ。
  PUNTOの両サイドをのんびりとしたイタリアの田舎の風景が流れていく。
  イタリアの道は以外に狭く、日本と同じくらい。
  ここを80〜100kmと高速並のスピードで、皆ぶっ飛ばしていくのである。
  
■シエナのホテル
  シエナはフィレンツェ郊外のトスカーナでも人気の街。
  という訳でなかなかホテルがとれず、シエナのチェントロ(街のセンター)から車でかなり行った所になった。
  しかしここのホテルは最悪。今回の旅で2回目の4つ★ホテルにも関わらず、
  がらんと広いだけでイタリアらしいセンスのかけらもなく、バス付きとあったのにシャワーしかないのである
  (後ほどイタリアのバス付きはシャワーがないことも多いことが分かるのであるが...)。
  極めつけはコンセント横にあるスイッチ(写真右)。
  電灯のスイッチと思い嫁さんが押したところ......室内に恐ろしいほどけたたましい音が鳴り響く。
  あわててフロントに電話すると、非常ベルだと言う。
  入り口近くの同じようなスイッチを押すと消えるとのこと。なんでこんなものが何の説明もなくあんの?
  あきれを通り越し、まるで病院にいるような殺風景な、消毒臭い、全く不思議なホテルである。

部屋はただただ広いだけ。
なぜこれが4つ★?
オレンジのシールがあるのが問題のスイッチ
こんなとこに非常ボタンあるか、普通?
■夜のシエナの街
  ホテルは最悪であったが、気を取り直してシエナの街に晩御飯を食べに出かける。
  今日立ち寄った、アレッツォ、コルトーナと違い、シエナは結構大きな街。
  チェントロに着く頃にはちょうど陽が暮れ、夜の世界が空から降りてきたという雰囲気。
  その中でライトアップされた建物が全て美しい。
  イタリアで最も美しいと言われるカンポ広場のオープンテラスで今日の夕食をとる。

訪れた夕暮れの雰囲気に街自体が絶妙の調和を見せる
カンポ広場に並ぶオープンデッキのレストラン ブッブリコ宮殿(右の市庁舎)をじっと見つめる嫁さん
手前がシーフードの前菜、
奥がなすの焼き物
。ダイナミック!
カルボナーラとチーズのタリアテッレ



長い長い一日はやっと終わり。
でも旅はまだまだ続く。



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